Elixirとphoenixをmacにbrewで導入する方法
Elixirという言語がにわかに盛り上がっていることを最近良く聞きます。実際、福岡ではfukuoka.exというElixirコミュニティがけっこう盛り上がっています。
Elixirは関数型言語で、他の多くのスクリプト言語との違いはオプジェクト指向型言語じゃないということ。古参のプログラマーのほとんどはオプジェクト指向型言語をやっているので、Elixirなら新人プログラマーでもひょいひょいと追い抜いてしまえるかもしれないという面では、初学者の方にとってメリットの大きな言語と言えるかもしれません。
ということで、自分も仲間入りしたいという思いからElixirとそのWebフレームワークであるPhoenixをマイPCに導入しました。
brewでの導入はとても簡単だったので、初学者の方もぜひ。
環境:macOS Mojave (バージョン10.14.2)
Elixirのインストール
$ brew update
$ brew install elixir
brewがあればたったこれだけでOK。ターミナルで「iex」というコマンドを打てば、インタラクティブシェルが起動します。
Ctrl+Cを2回打てば抜けられます。
Phoenixのインストール
ElixirのWebフレームワークであるPhoenix(rubyでいうRuby On Rails)をインストールしていきます。
これもとても簡単で、
$ mix archive.install hex phx_new
というコマンドを叩いて、
Are you sure you want to install "phx_new-1.4.0.ez"? [Yn]
と聞かれるので、「Y」と記入してreturnキーを叩けばOK
Phoenixアプリの作成
以下のコマンドで作成できます。
$ mix phx.new phx_sample_app --no-webpack --no-ecto
途中で
Fetch and install dependencies? [Yn]
と聞かれるので「Y」と記入してreturn。
$ cd phx_sample_app
$ iex -S mix phx.server
とコマンドを叩いて、
[info] Running PhxSampleAppWeb.Endpoint with cowboy 2.6.1 at http://localhost:4000
Interactive Elixir (1.8.0) - press Ctrl+C to exit (type h() ENTER for help)
iex(1)>
のような感じのログが返ってくればOK。localhost:4000にアクセスすると、
アプリが作成できています。